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『アマルフィ』(''Amalfi'')は、真保裕一による日本の小説。題名はイタリアのユネスコ世界遺産・アマルフィ海岸のある町アマルフィより。「外交官シリーズ」の第1作。 == 概要 == 真保がプロット作りに参加した2009年のフジテレビ開局50周年記念映画『アマルフィ 女神の報酬』の最初のプロットを基にした作品〔雑誌「ダ・ヴィンチ」6月号にて、2006年、フジテレビ開局50周年記念映画のプロット作りへの参加に誘われたのがきっかけと語っている。その時点で既に織田裕二が主演で、イタリアでロケをする事だけが先に決まっていた。「とにかく50周年なので海外を舞台に派手に盛り上げたい!」とプロデューサーに強く言われたという。〕。 イタリアを舞台に、日本人少女の誘拐に端を発した事件に、日本の外交官・黒田康作が立ち向かう。外務省や大使館の組織内部や官僚批判も鋭く描かれ、キリスト教やイスラム教の宗教観や国際情勢を含んだ社会問題を絡めたスケールの大きな物語が展開する。またイタリアならではのバチカン専用列車やユーロスターも登場する。 映画と同じ物語ではなく、最初のプロットで執筆したのは、本人いわく「最初のアイデアが気に入っていたので諦めがたかった」とのこと。そのため、映画とは登場人物の設定や物語の展開が大きく異なる。 なお、映画版の脚本は、スタッフがロケハンをしてきた資料をもとに話の整合性を整えていく役割だったため「一人で書き上げたわけではない」「小説家仲間にこれが自分の脚本だとは思われたくない」〔「月刊シナリオ」(2009年11月号)誌上で、フジテレビの臼井裕詞プロデューサーが真保の意見として語っている。〕との理由で脚本という肩書を辞退し、原作に留まっている〔詳しくは映画『アマルフィ 女神の報酬』の「脚本家無記名問題」の項を参照〕。ちなみに映画は最終的に脚本を仕上げたはずのフジテレビの西谷弘監督もなぜか辞退したため、脚本クレジットが無記名になり物議をかもした。 講談社文庫版で「外交官シリーズ」のシリーズタイトルが付された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アマルフィ (小説)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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